【11】熱いカメラマンを探せ!

前回、プロカメラマンの基礎情報をお伝えしました(笑)

今回は、カメラマンの選び方を話したいと思います。

地方で働くカメラマンは、独立系と社員系に分かれます。と書きました。

社員系というのは、デザイン会社や新聞社印刷会社で勤務する会社の業務上で、撮影している方です。

◎◎写真事務所などで働く若手カメラマンなどは、独立系に含めたいと思います。

なぜなら、写真が好きで写真で生きると決意した熱い人が多いからです。

若いカメラマンだからといって、見下してはいけません。

向上心があって勉強を続けてる若手は、成長著しい訳です。

長い付き合いになる場合もありますので、一緒にレベルアップしていけると考えてください。

何よりギャラも高くありませんし!

さて、ギャラの話をしておきましょう。

自分も含めた周辺の情報からの一般論です。場所により前後する場合がありますので、政令指定都市レベルの相場です。

移動から準備・撮影の拘束時間で、8時間で10~15万円位です。

半日なら5~8万円程度です。

野外での特殊撮影などは、プラス料金が上乗せされると思います。

この金額…皆さんには高いですか?安いですか?

撮影の技術料だけでなく機材や準備、撮影後の軽いレタッチや現像作業もありますので、納得いただけたら幸いです(笑)

カメラマンの熱意とレベルを、どう推し量るかが問題です。

一発で生涯付き合えるカメラマンに出会うのは稀ですから、簡単な撮影で何人かとセッションしてみる必要があるでしょう。

基本的には大きなカメラを持ってくるでしょうが、デジタルで撮影されます。

ですから、ピンボケやボツカットを除いて全部のデータを頂けるかを聞いてみてください。

昔のフィルムの名残で、あまり多くのシャッターを切らない古風なカメラマンも居ます。

そんな方は除外したいですね。

また、全国流通系のDancyuとか東京カレンダーから、見本の写真を用意しておきましょう。

こんな感じで撮影できますか?とカメラマンに見せてみてください。

飲食に強い職業カメラマンでしたら、見本写真があれば、ほぼ同じように撮影できる筈です。

これは難しいなんて言う人であれば、残念ながら次に期待しましょう。

撮影の下地や、撮影用の小物・草花類を用意してこない方もやる気のない証拠です。

最初のギャラは安くても、全力で取り組むカメラマンと出会いたいものです。

次回は、プロを使い倒す術を書きます(笑)

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